最近、
「偏差値がトップクラスの高校へ行きたい」と、
突然口にした生徒がいました。
その彼に
「そのままではとてもじゃないけれど合格は難しい」と言いました。
「今の勉強に取り組む姿勢と成績では
とてもじゃないけれど受からない」とも言いました。
今まで何度お尻に鞭を打っても、
そのお尻の皮は余程分厚いのかサッパリだったのです。
「その志望校を受験するライバルと比べれば3周遅れで
そこの高校よりも偏差値の低い高校を受験する生徒にも
学習内容で追い抜かされているから、
この調子なら、むしろ志望校をだいぶ下げたほうがいいよ」
とさえ言いました。
私は普段あまり、ズバズバ言わないタイプですが、
ホントのこととはいえ、
そこまで言わないと伝わらないと思いました。
本人も、そんなにヒドイ状態にあるというのを
ピンときていなかったのでしょう。
そしてようやく、このままでは本当に
志望校はダメなんだとわかったようで
勉強に取り組む姿勢が変わったようです。
勉強するツボを知っている彼なので、
変身後の勉強を続けられるようであれば
志望校受験のボーダーに入ってくるところになります。
あとは時間との勝負になります。