すぐに「わかりません」という生徒がいます。

そんな時、私は「ココらへんに書いてあるよ」と言って
席に戻るよう促します。
学校でも塾でもそうですが、
答えを写すだけでは意味がありません。

私もイケズで言っているのではありません。
その生徒の学力などから答えを写してもらって、
他の内容のほうに力を注ぐという場合も少なくないのですから。

そうではなく、
無意識のうちに「教えてもらおう症候群」にかかっている場合があるのです。
そんな生徒が、次に私のところに来た時には
正答が書かれているのです。
この症候群は、平均点前後の子にあり
これが治ると点数はもっと上がるのです。

自分でわからないことがあった時に
どのようにしてそれを解決できるようになるかが、
人生の修行の場なのだから
その無駄な時間の使い方をみると
考え方を変えてもらうのが先だなと思います。

暁塾が他と違うのは
授業時間は、ほぼ問題演習に時間を割いてもらうことです。
学校と同じことをすると時間に無駄が出るので
黒板に字を書いたり、
ノートに内容を写すようなことはほとんどありません。

私が子どもの時に通っていた塾では
塾のほうが学校よりも先の内容を習って
それから同じ内容を学校で学んでいました。

同じ内容を同じように
黒板に書いている文字をノートに写していたので
私は子供心に
「同じことをやっていて、ムダな時間だなあ」
と思うようになりました。
そのため、あとから同じことを学ぶ学校では
空想に耽ったり、将棋の駒を頭で動かすようになりました。

そういった経験があるので、
特別出来るという生徒の場合、
学習内容は学校よりドンドン先に進めていきますが、
一般的には学校より後になります。

どうしてかというと
学校で一度聞けばわかる話もあるのだから、
それを聞いたうえで、
暁塾では問題に取り掛かったほうが
トータルの学習内容は深くなるからです。

そして暁塾では、説明には時間をかけません。
せいぜい10秒から1分です。
どうしてたくさん説明しないといけないかというと、
たくさん説明すると
それだけ広範囲を教えたことになるからです。

でも、一つの単元のポイントは
5つであったり、10くらいのものです。
そのポイントを一つだけ説明するのならば
10秒から1分で済むのです。

だから説明も少なくて
生徒は問題を解くことに時間を注げます。
これは私自身が家庭教師をしていた経験が
あるのかもしれません。
3問とか5問とか2~3分で出来るような問題を
少し生徒に解いてもらって、
私がチェックして、というのを繰り返すうちに
問題がまとめて出来るようになります。
そうなると、私が横から口を出すことが
生徒の邪魔になるくらいになるのです。

一般的な塾では宿題を解くことが
問題を解く中心の時間になるでしょうが、
暁塾では、塾と家での宿題で問題を解いているので
実質的な勉強時間は多いことになるハズです。
https://www.digima-news.com/20180529_35371