大阪市の新しい取り組みとして
塾代助成と云う制度が始まります。
これはある家庭を対象として、
塾や文化、スポ-ツ教育にかかる
費用の一部を大阪市が助成するものです。

私は最初これは
子供の教育にいい取り組みだと思いました。
けれども、この制度を利用できるのが
中学生と云うことを考えると
その名前の通り、
塾に通う費用に充てるお家が大半だと思います。
そこで、私の考えは少し変わりました。
税金を使って
地域全体の子供の学力を向上させるのであれば、
ある特定の生徒を対象として費用を使うよりも、
どの子供もその恩恵を受けられるように
学校の先生の給料をアップさせたり、
ネイテイブの先生による英語の授業時間を
増やしたりするほうが、先決のような気がします。

塾をしている人間が云うのもオカシナ話ですが、
教育を受けさせると云う考え自体はいいけれど、
本来、子供は学校で勉強するのがスジであって、
学校での教育を民間の業者に
委託することを暗に認めると
学校の先生の威光がますます地に墜ちることになります。

かと云って、塾の先生は
勉強を教えることで
ご飯を食べていると子供たちもわかっているので、
私のことをドライに見ているように感じます。
子供はみな無邪気ってわけではありません。
いや無邪気だからこそ用心する必要もあります。
たとえば、塾の生徒の人数を訊いて
私の給料の計算をしようとする子もいるのですから
ご用心ご用心。